1・17『A2-B-C』上映会での椎名千恵子(代表呼びかけ人)発言(要旨)

椎名千恵子 イアン監督とのご縁、映画にも出てくる、私が設立にかかわった「ふくしま共同診療所」、「3・11」5周年の課題について話します。

イアンから、福島を撮りたいので誰か紹介してほしいと頼まれて、この映画作りが始まった。みんな意気投合して、お母さんたち、子どもたちがインタビューに応じて、あの時だから撮れた素直なメッセージが出ています。
そのあと、私はふくしま共同診療所設立にかかわりました。チェルノブイリも色んな症状が5年目くらいからひどくなっている。いずれ福島も避けられないだろう。安心・安全で終わるわけがない、と6人の先生方が福島においでになって診療をしてくださるという話を聞いたので、設立呼びかけ人になりました。ふくしま共同診療所は、国内外のさまざまな人々に支えられている、寄付で成り立つ診療所です。そこに、イアンも取材に来てくれました。

この映画は、しばらくして配給停止になりました。国や東電に打撃を与える映画だったからです。子どもたちに「がんになるかもしれないんだ」と言わせる福島の現実、被曝下の現実を赤裸々に描いている。この攻撃に対して、私たちはイアンを励まし、イアンも「国に負けずにがんばろう」と、再び上映できることになりました。そしてイアンは2作目にとりかかりました。

このような診療所は、なくていいならそれに越したことはない。しかし必要なんです。避難が第一です。でも避難しきれない。だから、次は保養です。保養運動もやっています。
3・11は、寒い時期です。でも、時代のほうがもっと寒いです。この寒い時代に私たち自身が熱く、「子どもの命を大切にしよう」「私たちの未来を大切にしよう」「戦争絶対反対」の声を、政府と権力に向かってあげていきましょう。そういう怒りの声を結集したい。

311bira

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